教室だより5月号
5月は、公文式にとって記念すべき月であるのをご存じでしょうか。そのエピソードをご紹介します。
60年以上も前の5月の朝のこと、ある母親がいつものように洗濯をしようとした時、小学2年生の息子のズボンのポケットから、1枚の算数のテスト用紙が出てきました。そこには、勉強が得意なほうと思っていたわが子にしては、あまりよくない点数がついていました。「このままでは心配ですから、少し算数の勉強を見てやってください」と母親から強く頼まれて、父親は、息子の勉強を見ることになりました。父親は高校の数学教師でした。
父親が作ったのは、計算力を養成することに内容を絞った「自習で先にすすめることができる教材」でした。計算力が足りない生徒や、そのために数学そのものができなくなっている高校生を多く見てきた父親は、高校で数学ができるためには、小・中学生のうちに計算力を十分に高めておくことが大切だと考えたからです。そのためにスタート地点からだんだんとステップを踏んでいくことによって、計算力を習熟できるように問題を配列しました。これが、公文式のはじまりです。この教材制作の考え方は、もちろん現在の公文式教材にも受け継がれています。(次号に続きます)
参考文献:公文公教育研究所編『公文式がわかる』改訂版(2010年 くもん出版)
創始者・公文 公(くもん とおる)先生が語る「公文式の特長」
■能力別の学習とは
身長の伸びる時期やスピードが一人ひとり違うように、能力発達もそれぞれの子どもによって違います。このことは、例えば、水泳の練習の場合を考えてみるとよくわかります。クロールができるようになるためには、まずバタ足が上手にできるようになるまで練習し、次に腕の使い方や息つぎの練習をするでしょう。それぞれの練習段階ごとの習得スピードにも子どもによって差があるのは当然です。ところが、バタ足がすぐにできるようになった子にいつまでも同じ練習をさせていたらどうなるでしょう。その子はやる気をなくしてしまいます。
算数の学習にしても同じです。九九を5回の練習でマスターできる子に10回練習させてはやる気を奪ってしまいますし、10回必要な子に5回で次の段階に進めたら苦しくさせてしまいます。また、九九の段階で他の子より多い練習が必要だった子が、方程式の学習では他の子より少ない練習量でマスターできたということもよくあることです。伸びる時期は子どもそれぞれによって異なるということです。
公文式教室では、下記の通り「5月無料体験学習」を実施いたします。
公文式学習の大きな目的は、子どもたちが自分から進んで学習する力と「高い基礎学力」を身につけること。「自分でできた!」の体験は子どもたちに大きな自信を与えてくれます。ぜひ新しい教科にチャレンジして、得意な教科を増やしてください。
入会を検討されているご兄弟・姉妹の方がいらっしゃいましたら、ぜひ無料体験学習をご紹介いただければ幸いに存じます。ともに学習する存在は子どもたちにとって大きな励みとなります。詳しくは教室までお問合せください。
学習期間 5月1日(土)~
5月31日(月)
期間中、1週間で計2回、公文式学習を体験していただけます。
(各教科につき、参加1回まで)
費用は無料ですので、お気軽にご参加ください。
●「自分で学習できるようになろう」動画
学習のやり方を約3分で説明している動画です。
くもんの学習は家でもおうちでも同じようにやること
が大事です。ぜひお子さまと一緒にご覧ください。
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予約はこちら
公文式 南三咲教室 小吹寿美子
火・金 2:30~8:00
TEL 080-1297-6778
ホームページにも教室だよりアップしてますので、パソコンやスマートフォンでも確認できます。
★くもんの宿題に関して
●くもんの宿題が、全部できなかった場合、または全く手がつけられなかった場合でも、宿題の教材はそのまま、必ずお持ちください。進度管理の都合上、必要になりますので、何卒よろしくお願いします。
★くもんの宿題でほめポイントをゲット
【iKUMON(アイクモン)情報】
くもんさっぷりん2019年も、
これでばっちりくもんの宿題